フォトブラセブン,photobra7,ふぉとぶらせぶん,フォトブラ,photobra,ふぉとぶら


ラクでしょ?~沖縄に残る昭和~

f0192814_9553573.jpg





沖縄には古い昭和がまだ生きていて、景色に変化をつけている。
このバスは昨日訪れた観光名所の残波岬で出会った。
老朽化はなはだしい店舗用に改造したバスと、その前に立てられた真新しいブルーシールアイスの看板が対照的で、現代の沖縄を表しているようでもある。

私は昨夏にバイクを購入するまでの約半年間バスをよく利用したが、ここまででないにしても、老朽化したバスによく乗った。
そんなバスに当たった時、
「昭和のテーストがいいなあ。味わいがある」
なんて私が感慨に耽っていた思いきや、大間違い。
振動が激しく、社内は埃っぽく、一度など吊革がぶら下ったパイプを持つと、手が真っ黒になり、改めてパイプを見ると上部に真っ黒な埃が厚く積もっていてウンザリした(よく考えれば埃は老朽化と関係ないが)。
また、排気ガスもひどい。
黒煙を撒き散らすので、後ろなどバイクで走れたものではない。

しかし、バスの昭和テイストは御免だが、人間の昭和テイストは大歓迎だ。
東京であれば一年に数度あるかないかの思いやりある行為に、ここ沖縄では一日に何度も出会う。
一度など、コンビニでトイレが空くのを待っていると、前の女性が私に順番を譲ってくれたことがあった。
強烈な下痢に襲われていた私を察してくれたのだろう。

内地(本土)から沖縄に定住した人、内地で暮らしまた沖縄へ帰ってきたウチナー(沖縄人)と沖縄の生活のことを話している時に「仕事見つけるのはタイヘンだ」の後に続けて何度も返ってきた言葉がある。

「でも・・・・ラクでしょ?」

はじめは意味が分からなかったが、沖縄に1年住んだ今は分かる。
そう、沖縄はラクなんだ。
ギスギスした人がほとんどいない。
逆に東京の都心なんてギスギスしたひとばかりだった。
電車内なんて弱肉強食、老若男女が席の奪い合いだ。
頻繁に電車を利用していたが、老人や妊婦に席を譲る行為など年に数える程しか見たことない。

ギスギスした人と出会わないこと、思いやりのある人たちに囲まれて生きること、これがどんなにラクなことか。
沖縄の大きな魅力のひとつだ。
[PR]
by photobra7 | 2012-04-30 12:40 | My Home 沖縄 | Comments(0)
名前
URL
画像認証
削除用パスワード