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親分と写真とブルースと

人の手を通したものには、多かれ少なかれフィクションが入っています。
皆さん、写真展で断りもなしに写真を撮ってはイケマセンw
これ、前記事の補足ですw

さて、前回記事に出てきた親分とは、たびたびこのブログにコメントを入れて下さる写真ブログ「Bluesが聞こえるような写真が撮りたくて・・・」のKashinさん(tes_music_systemさん)のことです。もちろん杯を交わした舎弟関係ではありませんw
私が歌舞伎町のスナップを盛んに撮っていた頃、彼が私を光栄にも「新宿鮫」と読んで下さったので返礼として、彼のコメントや記事から感じられる度量の大きさから彼を「親分」と呼ばせて頂くことになったのです。私はまだコバン鮫クラスですが。

で、その親分の写真がJPS展に入選したので、昨日東京恵比寿の「東京都写真美術館」で開催中の「JPS日本写真家協会展」へ観に行ったという次第です。






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「入選昨はブログとテーマはちがうのかな?」という興味があったのですが、ブログと同じでした。
河の底に沈む朽ちた自転車。
まさしく「Bluesが聞こえるような写真」です(下の画像では自転車がよく見えないのが残念。ぜひ会場で!)。






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加藤眞一(親分)「Economy or Ecology」







今の世の中、親分の視点はすごく大切だと感じています。
敗者、弱者に目を向ける視点です。
昔は、写真という表現手段が、例えば「釜ヶ埼」で有名な井上青龍氏の作品のように「弱者へ人々の目を向けさせる手段」として立派に機能していたような感じを受けます(余談ですが、青龍氏の未亡人井上治子さんは関西時代の私の飲み友達でした。その時は全く写真に関心を持っていなかったので、今思えば不思議な感じです。)






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井上青龍「北帰行」より







しかし現在、写真は現代という名の「氷の上で開くパーティ」のパーティだけを写し取っているだけにしか感じられません。いつ割れるかも知れない氷の危うさを写し取ろうとしている写真家て今、いるのでしょうか?
また、いたとしても、写真界の中でひとつの勢力となり得ているのでしょうか?
それとも私がただ勉強不足なだけなのでしょうか?
いや、写真だけではなく、他の表現ジャンル全て、例えばロックにもそれを痛切に感じます。
弱者を顧みることなくパーティ気分で浮かれた演技を続ける人々・・・・そんな現代人の一員に「表現者」もなり下がっているのではないでしょうか?

では、私はどうなのか?
実は今の私は、「世間的に醜い」とされる被写体、例えばホームレスやゴミ箱などにカメラを向けることは滅多にありません。
「醜」を「美」に変えるにはまだ力不足であることを痛感しているからです(もちろん、ここでいう『醜』とは本質的な意味の『醜』ではなく表面的な意味の『醜』です)。

私には「『表現』というフィルターを通す限り『醜』を『美』に転化させなければいけない」という脅迫観念があるので、世間的な「醜」に今はカメラを向けられないでいるのです。
しかし、いつか「醜」を「美」に転化させる写真を撮りたい、と強く思っています。
その意志は、前ブログ「Photobra Blog」において、はじめてD300でブログにアップする写真の被写体を電車の中にいたホームレス風の老人にすることによって拙いながらも表明したつもりです。






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Photobra「見つめる」







「醜」を「美」に転化させる写真・・・・例えばユージン・スミス氏の『水俣』の工場から出た毒に犯された子供を抱く母親の写真の足下に少しでも近づける写真をいつしか撮れたら、と思っています。
写真の代わり、というわけではありませんが、平和を訴える記事や弱者をないがしろにする現代への批判記事を、時折り文章としてこのブログにアップしています。
そんな、ブログを通しての啓蒙活動は5年近くも続いていて、ライフワークになっています。






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ユージン・スミス「水俣・トモコとお母さん」







親分のブログを見て頂けるとわかりますが、彼のブログの題材は「醜」がほとんどです。
捨て去られた物たち、忘れ去られた物たち、朽ちた果てた物たち・・・・・。
彼のブログに出会った1年前は、それらの写真を観ても今ひとつぴんと来ませんでした。
しかし、1年間その写真たちを見続けていると、「写真からのオーラ」みたいなものを感じるようになりました。

私はこれまで「作品だけが芸術だ。作品だけで芸術の善し悪しを判断すべきだ」と固く考えていましたけど、最近、実際に会ったりブログを通じたりして画家増山麗奈さんの日常的に行われている平和への取り組みやライヴパフォーマンスを見ていると「いや、生き方そのものが芸術、その人の表現に対する姿勢そのものが芸術、そしてそれがストーリィとして作品に内包されオーラとなって観る者に伝わることもあるのでは?」という思考が沸いてきました。






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増山麗奈「眠れる森の姫達」







きっと、親分の「Bluesが聞こえるような写真が撮りたくて・・・」というタイトルそのままの写真に対する姿勢から生まれるオーラが、私のみならず審査員にも伝わったからこその今回のJPS展の受賞ではないでしょうか。

親分のブログから、彼が写真展に足げく通ったり、レベルの高い写真家グループに入って厳しい指導を受けたりして、切磋琢磨している様子が伝わって来ます。
コバン鮫が僭越ながら言わせて頂くと、これからが楽しみな写真家でもあります。

みなさんもぜひ、親分のブログへ足をお運び下さい。
そして、はじめは受け入れられなくても、一ヶ月くらいは辛抱して毎日アップされる彼の写真を見続けて下さい。
私が感じたオーラを感じるかも知れませんよ。






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Photobra「風車と親子 ~東京写真美術館前にて~」






第34回 2009JPS展
5月23日(土)-6月7日(日)
東京都写真美術館にて
第34回 2009JPS展|東京都写真美術館

入選についての記事│Bluesが聞こえるような写真が撮りたくて・・・
エロティシズムから来る圧倒的な迫力にびっくらこいた作品(一番下の2枚)│Bluesが聞こえるような写真が撮りたくて・・・

2009JPS展 入賞・入選者|社団法人日本写真家協会WEB SIT

東京アンデパンダン展始まる 不眠症の人に向けたアート|増山麗奈の革命鍋!

D300への道15 最終回 見つめる|Photobra Blog
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by photobra7 | 2009-05-29 03:18 | 写真展 | Comments(11)

写真展破り

私は堂々とした足取りで写真展の会場を奥へと進む。
と、ある写真の前で立ち止まり、首から下げたカメラを構え、その写真に向けシャッターを切る。
「JPS」と書かれた名札を付けた係員が飛んできて、声を荒げる。
「写真撮影禁止です!」
私はそれに構わず何度かシャッターを切った後、彼に向き直り、押し殺した口調でこう告げる。
「この写真を撮られた方と私は親分子分の杯を交わした仲だ。お前に口を挟まれるいわれはない。失せろ」
私は凍り付いたままの係員をその場に残し、会場の出口を目指し歩き始める。
彼の視線を背中で感じながら・・・・。



親分、入選おめでとう!



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つづく
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by photobra7 | 2009-05-28 01:22 | 写真展 | Comments(4)

鳥居みゆきに首ったけ

今だ鳥居みゆきに首ったけだ。
出演した番組は全てネットの動画サイトで楽しんでいる。
レッドカーペットなどでやるシュールなネタより、トーク番組やバラエティで見せるフリーな芸が好きだ。

芸人最高クラスのフリートークにおける速脳。
1秒単位で無駄を切り詰めるトーク。
空気を読みつつ敢えてそれを破壊する勇気。
往年の喜劇役者を彷彿させる大きな身振り。
長い手足とおかっぱの髪をを利用した楳図かずお的オカルトポーズ。
時事や芸能の対する膨大な知識とトークのさいに間髪を入れずそれを引き出せる能力。
芸人にかかせないコピー能力と記憶力のレベルの高さ。
世界に彼女一人、の個性。

作家筒井康隆の全盛期に井上ひさしは彼をこう評した(私が要約)。
「現代文学を陸上のトラック競技に例えると、筒井はトップ集団の後ろを走っている。ときにはケンケンをしながら、ときにはあっかんべーをしながらふざけ、客を笑わせている。たまに本気で走るとけっこうな速さだ。しかし、彼がトップ集団を周回遅れにして独走していると考えたらどうだろう・・・・」

お笑い界における鳥居みゆきの立つ位置にもこれが当てはまる。
彼女とフリートークにおいて対等に渡りあえるのは明石家さんまくらいか。
他の芸人はナイナイや田村 淳など一流どころでも、彼女の予測不能なボケを傍観しツッコミを入れるのがせいいっぱいで、彼女と「笑い」の応酬をするに及ばない。

画像の週刊アスキーの表紙が鳥居。



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by photobra7 | 2009-05-27 12:23 | 電写 | Comments(0)

今さらのD80はなかなか

このブログ。最近蔵出し画像が多くなっている。
なぜか、RAW現像や、複数の画像をアップする気力が沸かない。
4月の怒濤の桜の更新の反動か?

しかし、ブログ更新病には未だ犯され続けている。
よって今日も加工済みの蔵出し画像。
渋谷の茶店からの風景だが、最近渋谷行ってないなあ。
て、渋谷は個人的にはあまり興味のない街。
写欲もそれほど沸かない。
明日は、恵比寿、新宿をうろつく予定。

お供はD80。
ずいぶん以前から所有しているけど「可もなし不可もなしのカメラ」としか印象がなく、D300の良くも悪くもどぎつい個性の前には霞み出番が少なかった。
しかし、使い込んでみると、これがなかなか!
D300のJPG撮りで悩んでいた問題もラクラクとクリアする。
D300はど派手と地味の中間で絵を成立させるのが超難しいけど、この機種は逆にその中間に納める方向にベクトルが進むのだ。
NXを使いRAW現像するさいも最初のうちはD300のクセでピクコンを使っていたが、使わない方がいい結果になる場合があることを知り、最近ではピクコンなしで普通にコントラストや彩度で調整することが多い。

しかし、よく考えるとD80の画像素子は、ニコン、ペンタックス、ミノルタ用に大量生産され今のデジ1ブームを築いたソニーの傑作610万画像CCDの進化版。悪いハズはないし、610万素子の高いレベルでの安定した性能を受け継いでいてもおかしくない。
それに加え、メーカー側も610万素子で培った画像処理の技術をそのまま応用し、かつ進化させることが出来る。ニコンの場合D200ですでに採用した実績があるのでなおさらだ。
逆にD300の素子はソニーとして1眼用では初めてのCMOSセンサー。技術がこなれないトンガッたところがあっても不思議ではない。
D300を使う内に、はじめは諸手を挙げて評価したアクティブDライティングも、「このセンサーのマイナス面を補うために開発されたのでは?」と思ったのもあながち思い過ごしではなかったのかも知れない。
その証拠にD80はそんな機能を使わずともローからハイまでキレイに繋がる。

あと、驚いたのが、高感度性能も悪くないこと。
野外のスポーツ撮りだとISO200とISO1200の区別が私には付かないw
下の画像は、D80のISO1600。


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by photobra7 | 2009-05-25 22:46 | コクる | Comments(0)

撮った覚えのないカット

今日撮ったのだが記憶にない・・・・。
フォルダを開けて「なんじゃこりゃ?」
ちなみにオリジナルのサイズはJPG、S、BASIC。351K(笑)
でも、なんか好き!



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by photobra7 | 2009-05-24 21:19 | いい日旅立ち | Comments(0)

誹謗中傷

私を誹謗中傷するコメントが飛び交っているようです。
以前のブログ「Photobra Blog」に失礼なコメントがあり、それに対し「失礼だ」と返したことを逆恨みしたキチガイが、1年以上掲示板を立てて私に対し誹謗中傷を繰り返しています。重傷ですねw
もちろん、事実無根です。
気にしないで下さい。
相手にすると喜びますので無視して下さい。
コメントは削除せず、お手数ですが私にご一報下さい。

同志よ。信頼してるよ(ハート)




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by photobra7 | 2009-05-23 23:17 | いい日旅立ち | Comments(9)

鬱病時代

昨年の夏、近くの公園でレンズテストをしている時に声をかけて来たKさん。
外資系企業に勤め10年程になる彼は鬱病を発症し、会った時は既に休職中。
人混みが無理でTVも見れない、読書も出来ない。手は震える。
原因は、これといって思い当たるフシはないそうだ。

私は昔から「世の中が狂っている。精神を病むほうが正常」というスタンスなので、彼も私とは話しやすいようだ。
出会ってから月に何度かお茶をして、折に触れこんな言葉を掛けている。

「今は休め、とKさんの心が訴えているんですよ」
「何もしていない、と悩むと損ですよ。仕事しないで2/3の給料が貰えるなんて素晴らしいじゃないですか。私なら嬉しくてたまりませんね」
「10年間で一生分の仕事したんじゃないですか?日本の労働密度高いから」
「今の仕事に戻れないなら、田舎に引っ越してスローライフを楽しめばいいじゃないですか。家賃は安いし、畑仕事やれば野菜はタダだし、現金はPCの仕事見つけて小金を稼げばいい」
「仕事なんてどれだけの価値があるんですか。人の体を蝕む食品作ったり、排気ガスを出したり人をひき殺したりする車を作るくらいなら、何もしないほうがマシじゃないですか」
「Kさんはむしろ普通に見えますよ。電車に乗ると、暗い表情のゾンビみたいな顔のひとだらけですよ。そっちのほうが鬱に見えます」

励まし、というより普段思っていることを口にしているだけだ。

最近心を病んでる人と出会うことが増えた。
来週、初めて会う人も鬱病だ。

10数年前、まだ鬱病という言葉が一般化されていない時代に、精神病を病んで通院していた当時の彼女が、
「もうすぐボーダーの時代が来るよ」
と予言し、ボーダーについて書かれた本を勧めてた。
ボーダーとは正常と精神疾患のはざまに立つ人のことで、当時米国で問題になっていた人たちだ。
なぜ問題かというと正常とも病人とも診断がつかないからだ。

私も彼女と出会うずっと以前、二十歳過ぎの頃から「この先人々の精神は崩壊していくだろう」と予測していた。
個性を封殺する社会システムが異常だったし、当時関西にいた私は既に生きる気力を失ったかに見えるゾンビ顔の人々が多くいることに気付いていた。
なぜか梅田の紀伊国屋書店では、ほとんどの人の顔がゾンビ顔に見えた。

ボーターこそ定着しなかったが、ここ5年程で鬱病という言葉が世間に定着し認知された。
彼女と私の予測は当たったわけだが、もう一つ、20年前の私の20年後の予測はまだ目の前に現れる気配がない。





世界人口が何分の1かになると思ってたんだけどな~。





Photobra@未来は現状を把握することからでしか切り開かれないというのが信念






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by photobra7 | 2009-05-22 23:35 | ココニイル | Comments(2)

大不況

「100年に1度の不況」
と、体験したこともないのに政府はまるで他人事。
挙げ句は不況の名を借り、またぞろゼネコンへのばらまき国家に戻そうとする動きが。

さっき長年の友人のホンダ社員とスカイプで話した。
ホンダのお膝元浜松で職にあぶれたブラジル人たち。
ブラジル人が2万近く生活する当地で社会問題となっているのだが、ついに自治体(国?)が希望者に金を渡してブラジルへ帰る支援を始めたそうだ。

彼にはブラジル人の友人が多く、週末は彼らと過ごすことが多いのだが、知り合いのあるブラジル人家族は夫30万、妻20万、子供二人計40万、合計90万の金を貰い、祖国に帰るという。
「渡航費を引いても1年は遊べるんじゃないか」
と友人。
向こうでは月3万あれば暮らせるそうだ。

これを聞いて一安心。
彼みたくブラジル人に友人こそいないものの、趣味のサンバ(叩くほう)を通じてブラジル人とは昔から交流があった。
彼らが日本の路上をさまよう姿は見たくなかったし、着の身着のままで帰り生活苦に陥る姿も見たくなかった。

日系も多いし、人出が足りない時に工場労働者として日本の経済に貢献してくれた彼らに援助があって当然だと思う。
それに、戦後の日本が貧しい頃、移民を受け入れてくれた国でもあるしね(彼ら諸先輩が飲まず食わずの苦労をした話は別として)。

いろんな職種の人と話すと、どこも景気が悪い。
「不況こそチャンス」
という成功者談を雑誌などで読んだりすると、やはりお金が欲しい私も何かないかと目をこらしてみるけど、今、ふと我に返った。


「そろそろ、皆が楽しく暮らせる社会を考えてもいいのでは?」


阪神大震災を体験した直後、ライブで弾き語りをする私の横でジンベを叩いてくれる年上のCさんに、
「大地震があったらすぐにコンビニ行って水を買っといたほうがいいですよ。すぐに売り切れますよ」
と言ったら、長い髪を後ろで束ねていつも笑顔を絶やさない、仙人のような雰囲気を持つ彼は、
「そんなことせんでもいいやん。みんなで分け合ったらええねん」
と平然と言ってのけた。
私にはなかった発想なので、「あっ!」と心の中で驚き言葉が出なかった。

加熱した資本主義は誰かが幸せになれば誰かが不幸せになる。
これは、個人の努力や能力に関係なくはじめから決まってること。
パイが限られているからだ。
この大不況はそんな歪んだ社会を卒業するチャンス?



※画像は前ブログにアップした画像のRAW現像をやり直しました。元画像




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by photobra7 | 2009-05-21 22:40 | 平和 | Comments(3)

もうやだ

意を決して忌野清志郎の告別式のレポに取り組み、1/3ほど書いたところで全消失。
新たに試している変換ソフトATOCに慣れていないせい・・・・。






うきーっ。もうやだ。





てことで困ったときの猫だのみ。過去画像。



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by photobra7 | 2009-05-20 20:05 | きっとキャット | Comments(2)

(`・ω・´)キシーン!!


うそです。






井上揚水です。











アート・ガーファンクルです・・・・。


















近所のおじさんでした。







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by photobra7 | 2009-05-19 19:54 | ココニイル | Comments(0)