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<   2009年 12月 ( 14 )   > この月の画像一覧

しばらくお待ち下さい

引越し準備にかかります。
人生4回目の引越しです。
慣れてません。
苦手です。

日本に未来はありません。
脱出します。










と書きたいところですが。
国内です。
都落ちともいいます。

引越しのドタバタで次回いつアップできるか分かりません。
言いたい放題のブログ「フォトブラセブン」にこれまでお付き合い下さった心の広い皆様ありがとうございました。
来年もよろしくお願い致します。
皆様、良いお年を!




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by Photobra7 | 2009-12-27 14:15 | Comments(25)

プレゼント



棘あるこのブログに毎回訪問して下さる方がたに送りたい。
と書きたいところだけど・・・・。
ほんとうは、






世界中の恵まれない子供たちに送りたい。









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by Photobra7 | 2009-12-24 00:24 | 平和 | Comments(8)

今後半世紀の日本を決める問題

今、政治は重要な局面を迎えているが、誰一人気付いていない。
これでは今後半世紀、日本の政治には何も期待できない。

普天間でもないし小沢でもないし1兆円増税でもない。
鳩山首相の政治資金問題である。
母親から9億円もの金を受け取り、それを隠していた。
鳩山はそのことを「知らなかった」とし、責任を全て秘書のせいにした。

法に反したやり方で金を集め、バレたら秘書のせいにする。
これは半世紀以上も日本を支配した自民党の金権政治と全く同じ手法である。
しかし、自民の時とはちがい、鳩山を真っ向から責める党がいない。

自民は金権政治の大元だし、笑ってしまうことに自民所属の鳩山首相の弟も全く同じ罪を犯していた。
公明はその自民とタッグ。
社民、国民新は民主と連立。

どこも同じ穴のムジナ(共産はチカラ不足)。
鳩山首相がこの問題で退陣する気配はないし、そうなるとこの国は金権政治を認めたことになる。
これから最低半世紀は金に汚い腐敗した世の中が続くのである。
これまでのように。




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私と同じく、吾輩も怒っております。







前回アンケート 記事:ライトルームで絵が変わった! ~学食のナポリタンの秘密~

よかった  11件
べつに    4件

■ コメント一覧
「よかった」 : 高1の時安物のギターでスカボローフェアをコピーしてた。ポールサイモンは最も敬愛する音楽家の一人です
「よかった」 : ラード入りのきれいな写真ですね、いろいろ・・・と良かったw (男性/40代/兵庫)

>高1の時
この曲もギターが印象的ですね。この曲と歌詞のダブるディランの「北国の少女」も好きです。

>男性/40代/兵庫
>いろいろ・・・と良かったw
誰が書いたかバレバレですw


なぜか、更新しなくても順位が下がりません。
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by Photobra7 | 2009-12-23 00:26 | 平和 | Comments(0)

ライトルームで絵が変わった! ~学食のナポリタンの秘密~



大学の学食で食べたナポリタンスパゲティの味が忘れられない。
専門店の茹でただけのナポリタンではなく、カラカラに炒めたものを鉄板に乗せて出てくるあの庶民的なナポリタンである。
半熟の目玉焼きを乗せ、炒めた玉葱を絡ませた脂ぎった赤いスパが鉄板から溢れ出さんばかりに盛られて出てくる・・・。
家であの味を再現しようと何度トライしても、それらしい味すら出ない。
「なんで?」
つい最近長年の疑問を知人にぶつけたら、あっさりと回答が返ってきた。
「ラードを使えばいい」
そうか!サラダ油で炒めていた!
まだラードを試していないが、学食の味を思い出すと「なるほど」と納得出来る。

高一の時、サイモンとガーファンクルの名曲「Bookends」のギターをコピーした。
サイモンと同じように弾きたいという一心で何度も弾いていくうち、テープと合わせても寸分のズレもなく弾けるようになった。
しかし・・・・。
「ちがう」
サイモンと何かがちがうのだ。
「やはり彼はスペシャルなのだ」
そう思い、それ以上彼に近づくことを諦めた。
それからずいぶんと月日がたち、弟がギターを買った。
マーチンのOOO-18。
名機種、しかもビンテージなのですぐに弟の家に押しかけ、試奏した。
そして何気なく「Bookends」も弾いてみた。
「!!!!!!」
サイモンと同じだった。
高校の頃「サイモンと何かがちがう」と思ったその「ちがい」とは、ギターだったのだ!
サイモンも同じOOO-18でこの曲を録音していたのであった。
そう。とっくに私はサイモンと同じ技術レベルで「Bookends」を弾いていたのだ!
弾き終えてその感想を弟に伝えると「ほんまやあ。サイモンと同じやあ」としきりに感心し愉快そうに笑った。
私も釣られて笑いながら、何とも言えない気持ちになった。
「今までの苦労は何だったのか・・・・」
と。




知ってみると、「な~んだ。そんなことだったのか」と呆気にとられ、思わず照れ笑いのようなものを浮かべてしまうような経験が人それぞれあると思う。

最近ひさしぶりにそれを感じたのが、数日前から使い始めた「Adobe Photoshop Lightroom 2」。
NXでどうしても出なくて「私のソフト加工技術の未熟さ」と諦めていた色合いや風合いが、このソフトで簡単に出たのだ。
なんと、私が憧れ、かつ諦めていた絵が「ソフトを変えただけ」で得られたのである!

これは露出、彩度、コントラストなど数値的な問題ではないと確信する。
設計者の絵作りに対する思想、ひいては背景にある文化のちがいが、作り出される絵に影響しているのだろう。
ニコンのNX系はサラダ油でアドビのライトルーム2はラード。
NXはどう調理しようがあっさり感が伴う。
決してラードの味は出ないのだ。
片やアドビのライトルーム2は、苦もなくコッテリ感が出る。

今回の画像はNX2でベースを作り、Lightroom 2で味付けをした。
この画像を見ただけでは何のことかわからないと思うが、それまでサラダ油だけで調理していた私がラードも手に入れたことで、これから私の画像は変わるのである。

物事の上達にはたゆまない努力が不可欠だが、道具を換えたり材料を換えただけであっさりと望みが叶うことも、たまにはある。
今回の件もその一例である。







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指先の火傷、ご心配おかけしました。
順調に回復しています。
右は大したことなかったですが、左は水ぶくれが出来ました。
破れたときが辛そう・・・。

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母親想いの美人の京子さんに肉薄中です。

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by Photobra7 | 2009-12-17 15:49 | コクる | Comments(15)

忘年会?

両指先火傷しました。
水ぶくれが潰れて治癒・・・程度の火傷だけど、携帯でメールしたら激痛。
キーボードは無傷の箇所で打ってるので痛まないのですが・・・・。


カメラは?


怖くて触れません。




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前回アンケート結果
役に立った。 3件
役に立たない。 2件

「役に立った。」 : 昨日、D5000が届きました。超初心者のうちから半押しロックやめておきます。 (男性/40代/兵庫)

カメラ長くやるのなら親指AFからスタートするほうがいいですね。
人に貸すときは半押しロックに戻すのをお忘れなくw


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by Photobra7 | 2009-12-16 20:46 | いい日旅立ち | Comments(9)

カメラ関係覚書

ブライダル撮影のため最近取り組んでることを、覚書として残しておく。
1年後の私よ、苦笑してください。

「Adobe Photoshop Lightroom 2」導入
画像を加工して驚いたのが「怪しい雰囲気」が写真に出ること。その点ニコンのNXはよくいえばマジメ。悪くいえば杓子定規。スライダーを動かしたこと以上のことも以下のことも起こらない。下に掲載する画像、怪しい?

AFを親指AFへ移行中
暇のある時に何度もシャッターを切り、身体に覚えさせている。はじめて買った一眼ニコンD50のボディ背面のAFボタンが押し辛かったので人差し指による半押しAFを使わざるを得なかったのだ。この半押しAFのAFロックミス(構図を作るためカメラを振っている間に押している指が緩む)で失敗した経験多数。もうひとつ。AFをうっかり「C(コンテュニアス)モード」にしたままフォーカスロックをかけ構図を変えるとフォーカス位置まで移動するのでピンボケになる。この失敗も多数。「もうやめ時」と決意した。親指を動かすのを忘れるとピンボケなので、この操作の変更には勇気がいるのだ。この親指AF、他にも「構図を変えるたびにAFをやりなおす必要がない」「『フルタイムマニュアルフォーカス機能』を持ったレンズだとAFとMFの切り替えが不要(半押しAFだと実質使用不可)」など大きなメリットがある。

MFの練習中
これも暇な時、部屋の中でカシュカシュ撮っている。タスマニアのマナブさんに「MFで撮れるように」と昔から言われていたのだ。はじめはAPS-Cの狭いファインダーでどうしたらピントが合うのか全くわからずピンボケばかりだったのだが、最近合うようになってきた。ギターでいえば人差し指で全弦を押さえるバレーコードみたいなものか?(魔のFコードね)。とにかく、出来るまでやりこむのみ。

マニュアル露出
これもマナブさんに言われていて以前から取り組み、最近板についた感じ。プライベート撮影のほとんどがマニュアル露出になった。D300のオート露出は不安定で露出補整が必須なので手間はあまり変わらない。自分のイメージした露出で撮れるのは大きいし、同じ環境だと露出を気にせず次々と撮れてラク(オートだとどう露出が転ぶかわからない)。ここでニコンに一言。ISO値もダイヤルで簡単に変更できるようにして下さい。SS、絞りと並ぶ第3のダイヤルを右手人差し指で操作できる位置に設置してください。高感度を多用するようにまでなった現在、ISO設定はその有意義さを知る者にとって「第二の絞り」といえるまで頻繁に行われているのではないでしょうか。

クリップオンストロボの練習
ブライダルはクリップオンの技術が決め手。知り合いにモデルになってもらったり、部屋のあちこちを撮ったり練習してる。マニュアルで地明りの露出を決め、TTL(オート)と調光補整でクリップオンを制御。暗い部屋は限界まで地明りが欲しいので、おのずとそれぞれの許容限界値付近、ISO400、F3.3、SS1/60が基本となる(F2.8通し標準ズーム使用の場合)。そこへニコンの場合マイナス2段くらいのフラッシュを被写体に直接当てるとテカらず自然なライティングになる。うまくいけばフラッシュを使ったことを見る者に悟られない(これには半段単位の調節が必要)。場合によってはバウンスのほうがうまくいくが、これも調光補整が必須。ちなみに調光は1段単位で行えるようD300をカスタマイズしている。ブライダルの慌しい現場では私の場合半段だと間に合わない。同じ理由で露出の補整も1/3段から1/2段単位に切り替えた。スピード命。それにしてもD300の設定項目の多いこと。状況に合わせ撮影スタイルを追い込まなければならない場合に頼もしい。さすがプロ機(じっさいは初心者に多く売れている)。プレビューボタンに「フラッシュ発光禁止」を登録するなど私のD300はかなりカスタマイズされている。間違って初期化すると泣くだろうw

アクティブ・D・ライティングは「切」
野外など照度差が激しいケースでは重宝するがウエディングでは絵がわざとらしくなる。また、これをオンにするとピクチャーコントロールの「コントラスト」が調製できなくなるので、デフォルトのコントラストは強すぎて使えないので「切」にしてコントラストを落とす。それにしても、ニコンのピクチャーコントロールのコントラストの初期設定は「ニュートラル」を除き強すぎる。ネットにはそんな設定で撮った暗部の階調が全くない画像で溢れ返っている。すぐれた絵画、写真で暗部が「真っ黒」という作品を見たことがない。現状が異常である。ただしD300のホワイト側の階調表現は秀逸だと思う。

レンズチェック
ブライダルはレンズの開放付近を多用するので(暗さとボケ欲しさとクリップオンの負担軽減の意味から)改めて開放付近の描写のチェックをすると、4本全てが前ピンだった。D300がおかしいのか?とりあえず「AF微調整」機能で修正した。レンズについてよく「開放付近の解像度が悪い」という話を聞くが、これ、AF精度を含めフォーカスの問題である場合が多いのではないか?3本は開放でも解像度に問題はなかったぞ。ただニコンの50F1.4Dの開放だけはすぐにハレーションを起こすので注意。



今回の一連の取り組みが終わると撮影技術は大幅に向上するだろう。
「決定的瞬間を最高の構図と露出で撮ること」が目的である。
新郎新婦に喜ばれる写真を撮りたい。
撮影技術がその足かせとなってはならない。



下の画像。レンズテストに最高の被写体(当社比)、すりガラスw
D300の背面モニターでガラスの粒を最大まで拡大すれば(元画像の4倍になる)、ピントばかりか「微ブレ(細かな手ぶれ)」も一発で露呈。
某有名カメラニュースサイトにアップされるプロの写真、「微ブレ写真」多すぎです。すりガラスでぶらさず撮れるよう練習して下さいw







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前回アンケート、ご協力ありがとうございました。

「詩と写真の組み合わせがいい。」 : 何気ないのに新鮮で飽きがこない。日常が題材なのに不思議なくらいトリップしてしまいそう。 (女性/40代)

ありがとうございます。
現在闘病中のフォトログ界に大きな影響を与えた「Magnum Yoda Photography 日本語版」のMagnum Yodaさんからの「日常の中の非日常を捉えよ」というコメント欄へのアドバイスを思い出しました。
「トリップしてしまいそう」・・・・うれいしいです!

詩と写真の組み合わせがいい。3件
写真がいい。4件
詩がいい。0件
没。7件

またもや投票数、このブログのアクセスからすると異例に多いです。
ブログランキングへの投票より圧倒的です(苦笑)
しばらく続けましょうか。
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by Photobra7 | 2009-12-15 23:47 | コクる | Comments(2)

冬の一日






長い冬の終わりに咲く花のように

冷たい風に吹かれても決して散りはしない

遠くで見下ろしささやく星たちのように

静かな眼をしてただ見つめているだけ









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おわり












詩は私のオリジナル曲「冬の一日」からの抜粋です。
フルバージョンを知りたい方は私のライヴを聴きに来てください。
嘘です。ライヴやりませんw

毎回、アンケート好調です。
前回アンケートも好調で、没23票、OK11票という結果になりました。
出だしの没10票、OK0票はショックでしたw

前回の銀杏の写真について書くと、絵にするのが難しかったです。
街路樹である銀杏を大きく写そうと思えばどうしても周りのものを入れざる終えず、そうなると電線や金網やガードレールなどフォトグラファーにとって忌まわしいものが写りこんでしまいます。
アイレベルでそれを撮ればそれなりに落ち着く絵になることもありますが、銀杏を見上げるように撮るとあまりにも雑然とした構図になり絵になりません。

ということで、元気な銀杏を選んでアップで撮り、鮮やかな黄色だけを強調してみました。
それをモニターで見たところ、あまりに普通なので、3本の枝が上に伸びているように見せるため、トリミングしたり角度を修正し、その枝自体もNXの機能「カラーポイントコントロール」で露出を暗く落とし強調しました。
コメントに「上に行くほどありきたりな景色から幻想的な世界に移っていくようで」とありましたが、これはこの3本の枝の視線誘導が利いたのかな、と思いました。



再掲載
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コメント
「OK」 : 上に行くほどありきたりな景色から幻想的な世界に移っていくようで、吸い込まれそうで素敵です。 (女性/40代/宮城)
「没」 : 「葛藤」とか「密集」というテーマなら良いと思うのですが、単体で見ただけではよくわからないのが残念。 (男性/40代/東京)


う~ん、テーマですか・・・・・ありませんw
あるとすればこの時期しか見れない銀杏の鮮やかな黄色です。
だって、綺麗ではありませんかw

アンケートご協力ありがとうございました。
今後の作品の貴重な参考になります。
ということで、またアンケート行います。
正直な回答よろしくお願いします。






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おかげ様でひさしぶりの十位以内返り咲きです。
ありがとうございます。

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by Photobra7 | 2009-12-14 14:15 | Comments(8)

銀杏の紅葉は没?


記事にかける時間も画像を選ぶ時間もなく・・・・。
この画像アップするの迷いました。
皆さんの正直なご意見を末尾のアンケートフォームから!






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by Photobra7 | 2009-12-10 17:56 | いい日旅立ち | Comments(7)

世界でいちばん有名な時間




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by Photobra7 | 2009-12-09 18:33 | ココニイル | Comments(2)

セバスチャン・サルガド写真展「アフリカ ~生きとし生けるものの未来へ~」へ行って来た




フォトブログで話題騒然、東京都写真美術館で開催中の(今週の日曜まで!)セバスチャン・サルガド写真展「アフリカ ~生きとし生けるものの未来へ~」へ行って来た。






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興味のあるジャンル「フォト・ドキュメンタリー」の先駆者であるとの触れ込みと、ネットにアップされている神秘的かつ荘厳なアフリカの作品群に魅せられ、楽しみにしていた。

会場の彼の作品は、年代によりおおよそ3つに分かれていた。
その時の感想を覚書風に書いてみる。





2 1970年代の作品
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まず現れるのが1970年代の作品。
巨匠というには程遠い、海外通信社レベル。
正直「私にも撮れるな」と思った(石を投げないで!)。
彼が写真を始めたのが1970年代初頭だから、それも仕方ないことと思う。
彼が神ではないことを知り、心からほっとした。






3 2000年代の作品
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2000年代の作品。
よくネットにアップされている神秘的かつ荘厳なアフリカの大地を捕らえた作品。
観衆が多いこともあり、近くで見ざる終えず、そのときの感想が、
「粗い」
粒子が粗くザラザラしている。
森山大道の「アレ写真」を思い出した。
アンセル・アダムス級のプリントを期待していただけに、がっくり。
比較する相手が悪いのか、そもそも大判カメラと35mmカメラを比較すること自体がナンセンスなのか、フィルムカメラやプリントについて知識のない私にはわからない。
あまりに粒子の粗さが気になったので、途中でハタと気づき、人影越しに観ることを厭わず3mくらい離れてみると、その粗さも目立たなくなった。
とはいえ、1年前の同じ場所で観た「ヴィジョンズ オブ アメリカ 第2部 わが祖国 1918-1961」展のアンセル・アダムス、ユージン・スミスらのプリントから溢れかえっていたオーラは微塵も感じられなかった。
題材、構図、光り・・・・あんなにいい写真なのに、なんでだろ?








4 1984年、1985年の作品。
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1984年、1985年の作品。
スペシャルな写真だった。
魂の写真だった。
骨と皮だけの飢えた子供。
苦悶の表情を浮かべる人たち。
そのひとたちとサルガドとの距離はない。
精神的な意味でもそうだが、絶望する人たちをすぐ目の前で撮っている。
彼は現地の人の苦悩と同化している。
この作品群を前にして、涙を浮かべている人を何人も見た。
私は埋葬される寸前の牛の皮に乗せられ布で包まれた子供の遺体の写真に打たれたが、長く見たいとは思わなかった。辛すぎる。

写真展へ行ったあと、TVのサルガド特集でこの頃の作品を彼が解説していたが、私が予想したこととぴったり同じだった。
彼曰く、
「難民と一体になっていました」
「報道カメラマンとジャーナリストとのちがいは、単にそこにいるのではなく、そこに留まることなのです」
「難民と共に数週間歩きました」
「彼らといることが喜びであらねばなりません」
撮影術に長けているだけでは、人間は撮れないのだ。
相手の心に入らねばならない。







5 1984年、1985年の作品。
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ルワンダ内戦を題材にした彼の写真を見ながら、先日テレビで観たばかりのCNNのルワンダ内戦のドキュメントの再放送を思い出し、こう思った。
「あっちのほうがインパクトがあった」
人を殺した少年兵がカメラに向かいその時のことを語っていた。
ゲリラに耳や唇を削がれた人が写されていた。
ゲリラと交渉し少女たちを連れ戻したシスターが「全員を連れ戻せなかった」とカメラの前で泣いていた。

今回のサルガドのルワンダの写真は、甘い。
展覧会用にフィルターが掛けられたのか、戦争の悲惨さからは遠い。
ドキュメントという意味ではCNNの番組に負けている。
いや、このジャンルは写真より動画のほうがメッセージを伝えるチカラは強い。
もちろん、モニターなどのツールも必要なく一瞬で出来事を垣間見せる「写真」の存在も重要だが。

サルガド、CNNなどジャーナリズムが報じたルワンダ内戦から20年以上たった現在、今だに全世界で多くの人が飢え、子供が戦火に巻き込まれている。
最近ではオバマのアフガニスタンの大掛かりな兵力増強が決まり、これで罪のないアフガン市民の死者が記録的に増えることが確実となった。
残念ながら平和ボケした先進国の人間は戦争の悲惨さを訴えるドキュメトから何も学ぼうとしないし、これからもそうだろう。
ぜいぜい涙を流し「私は優しい人間なんだ」と自己満足に浸って終わりである。
悲しいことだが、これが現実である。






さて、全てを観終えての私の感想は、
「サルガド作品は意外と印象が薄かった」
ということである。
写真展を見てから数日たってこれを書いているが、もう写真展があったことさえも忘れそうである。

1年前に観たアンセル・アダムス、ユージン・スミスらの作品は忘れようにも忘れられない。亡霊のように私の脳裏を漂っている。
そこで分析好きの私が考えるのが、
「プリントに差があるのではないか?」
ということだ。
デジタルから写真に入りプリントについてズブの素人の私でもあのプリントの異様な迫力を感じざる終えなかった。
私が一方的に写真の師匠と尊敬してやまないタスマニアのマナブさんの「写真はプリントで見なければだめだよ」と言っていたことの意味が分かったし、あの時からプライベート撮りはJPGからRAWに全面移行した。
また、写真という芸術のジャンルが持つ「武器」を初めて認識することが出来た。
それは、
「階調表現=グラデーション」
である。
これだけは、強力なライバル「動画」や「絵画」に絶対負けない。
そして「芸術」とは、そのジャンル独自の表現法を思う存分に発揮したときに最高の光を放つように出来ているようだ。

サルガドの作品はその階調表現がうまくいっていない気がした。
それはモニター画面や印刷ではわからないが、プリントでは如実に現れていた。
そのことがプリントを目の前にしたとき、オーラを感じられない原因ではないだろうか。

とはいえ、これはあくまで「私がサルガド作品にあまり感じなかった理由」の「仮説」である。
本当のことはまだはっきりしないし、プリントに関する私の意見も識者から観たらお笑い種かも知れない。
ご意見求む。


最後に、身の程知らずの拙文のせめてもの償いとして、11月29日放送のNHK教育テレビ・日曜美術館「極限に見た生命の美しさ~写真家セバスチャン・サルガド~」から彼の言葉を掲載する。



「シャッターはどんな瞬間に押すのですか?」との問いに。

待たねばなりません。そこにいなければならない。30秒すると(その光りは)ほとんど消えていました。

光りは豊かな国にだけ存在するわけではありません。

劇的な悲劇や美しさは写真家が作り出すものではありません。そこにあるのです。
そこに尊厳を見出し、敬意を持って撮るだけなのです。







6 その30秒だけの光を捕えた作品
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アフリカの難民について。

周りの人と協調しあって生きています。

どんな極限にあっても生きる豊かさがあるのです。

こんな悲惨な状況でも人々は誰かが死んだら泣くのです。





日本の写真学校で若い生徒たちとその作品を前にしたワークショップから。

このように撮ったらスーパーチャンピオンだ!(両手を振り上げて褒めている)

この写真はただのインフォメーションに過ぎない。

あなたが(被写体に)興味あることを示さなければならない。





生徒が語るサルガドのアドバイス。

被写体は面白いのに構図がなってない。画面の四隅を意識しなさい。

君は心の中から被写体を尊敬しなければならない。まだ遠い。人と向き合っていない。






おわり








6
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セバスチャン・サルガド写真展「アフリカ ~生きとし生けるものの未来へ~」
* 会場:東京都写真美術館 2階展示室
* 住所:東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内
* 会期:2009年10月24日~12月13日
* 時間:10時~18時(木曜、金曜は20時まで、入館は閉館の30分前まで)
* 休館:月曜日(ただし11月23日は開館、翌24日休館)
* 入場料:一般800円、学生700円、中高生・65歳以上600円



セバスチャン・サルガドとは - はてなキーワード より抜粋
ブラジル人写真家。
1944年ブラジル生まれ。現在パリ在住。
ブラジルの大学で法学、農学を学び、米国で経済学修士号を取得。ブラジル大蔵省勤務。60年代、軍事政権の圧力を受けフランスへ。パリ大学で農業経済学の博士課程を修了。その後、仕事でアフリカの調査をはじめたときに写真に興味を持ち、撮りはじめる。79年、キャパ等一流の報道写真家が集まる写真家集団マグナムの会員候補になり、84年正会員。96年脱退。





「人と向き合っていない」の言葉がこたえた私に慰めのクリックを!

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by Photobra7 | 2009-12-08 20:04 | 写真展 | Comments(7)