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ラクでしょ?~沖縄に残る昭和~

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沖縄には古い昭和がまだ生きていて、景色に変化をつけている。
このバスは昨日訪れた観光名所の残波岬で出会った。
老朽化はなはだしい店舗用に改造したバスと、その前に立てられた真新しいブルーシールアイスの看板が対照的で、現代の沖縄を表しているようでもある。

私は昨夏にバイクを購入するまでの約半年間バスをよく利用したが、ここまででないにしても、老朽化したバスによく乗った。
そんなバスに当たった時、
「昭和のテーストがいいなあ。味わいがある」
なんて私が感慨に耽っていた思いきや、大間違い。
振動が激しく、社内は埃っぽく、一度など吊革がぶら下ったパイプを持つと、手が真っ黒になり、改めてパイプを見ると上部に真っ黒な埃が厚く積もっていてウンザリした(よく考えれば埃は老朽化と関係ないが)。
また、排気ガスもひどい。
黒煙を撒き散らすので、後ろなどバイクで走れたものではない。

しかし、バスの昭和テイストは御免だが、人間の昭和テイストは大歓迎だ。
東京であれば一年に数度あるかないかの思いやりある行為に、ここ沖縄では一日に何度も出会う。
一度など、コンビニでトイレが空くのを待っていると、前の女性が私に順番を譲ってくれたことがあった。
強烈な下痢に襲われていた私を察してくれたのだろう。

内地(本土)から沖縄に定住した人、内地で暮らしまた沖縄へ帰ってきたウチナー(沖縄人)と沖縄の生活のことを話している時に「仕事見つけるのはタイヘンだ」の後に続けて何度も返ってきた言葉がある。

「でも・・・・ラクでしょ?」

はじめは意味が分からなかったが、沖縄に1年住んだ今は分かる。
そう、沖縄はラクなんだ。
ギスギスした人がほとんどいない。
逆に東京の都心なんてギスギスしたひとばかりだった。
電車内なんて弱肉強食、老若男女が席の奪い合いだ。
頻繁に電車を利用していたが、老人や妊婦に席を譲る行為など年に数える程しか見たことない。

ギスギスした人と出会わないこと、思いやりのある人たちに囲まれて生きること、これがどんなにラクなことか。
沖縄の大きな魅力のひとつだ。
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by photobra7 | 2012-04-30 12:40 | My Home 沖縄 | Comments(0)

美ら海水族館のジンベエザメ



前回、世を儚んだペシミスティックな記事を書いたが、福島事故以降、放射能を恐れて移住したここ沖縄で私が沈鬱な日々を送っていたかというと、大間違い。
沖縄を存分に楽しんでいる。
昔から私は「社会に対しては悲観的。人生に対しては楽観的」なのだ。

今回紹介する画像は、沖縄を楽しんだ時の一齣。
この2月に「沖縄美(ちゅ)ら海水族館」へ私の彼女と沖縄で出会った仲間と訪れたときのものだ。



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沖縄に移住した時から行ってみたかった所だが、期待に違わず、素晴らしかった。








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何が素晴らしいて、やはりこのジンベエザメである。
3匹いて、全長は、8.5m、7.4m、6.2m。
今調べて思ったのが「意外に小さい」。
しかし目の前でみる彼らはもっと大きく見え、その迫力に圧倒される。







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クエの前でポーズを取る中国人観光客。
沖縄も中国人観光客が多い。
昨夏、「一回目の訪問地が沖縄であること」を条件に
「3年間何度でも入国可」の観光マルチビザが
日本政府から中国人に対して発行されたことにより倍近く増えた。






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大水槽の横にはレストランが併設されている。
ここはお勧め!
苦労してでも窓際を取るべし!








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私たちが入店したさいは窓際の席は満席だったが、
近くに陣取りスパイ大作戦を繰り広げ奪取。
ビールを飲みながら、
目の前を通り過ぎるジンベエや迫ってくるマンタなど、一同(ていうかほとんど私)、
嬌声をあげるほど楽しんだ。








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大水槽を泳ぐジンベエを見ただけで満足してはいけない。
ぜひ、15:00 と17:00に行われる餌やりも見てほしい。
水槽をぐるぐる回るジンベエの優雅な様が静的な魅力なら、こちらは動的な魅力。
まったく雰囲気がちがう。
両方見ておくことをお勧めする。







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最後に個人的なことを。
ここ2ヶ月ほど微熱が下がらず、疲れやすい。
血液検査でも異常が見当たらない。
ストレスのせいと思っていたが、昨日母から電話で、
「微熱が1週間続くので検査したら、肝臓と腎臓に影があった。詳しい検査結果は数日後になる」
と告げられた。
病気知らずの母の異変もショックだったが、
「私も内臓が悪いのではないか」
と自分の身も心配になった。
改めて精密検査を受けようか・・・怖いけど。
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by photobra7 | 2012-04-27 15:24 | My Home 沖縄 | Comments(2)

悲劇



国家、文明・・・そんな単語が人類史に登場してから人類は悲劇の連続です。
いつの時代も、戦争、虐殺、圧政、飢餓、極貧で多くの人が傷つき死んでいます。
そしてこれからもその悲劇は人類が絶滅するまで続くと、最近強く思います。

そんな人類史の中で、ここ半世紀の日本の平和と栄華は奇跡と思います。
しかし、その栄華の最中にも、悪の種は蒔かれ、隠され、今や大きく成長し黒い花を咲かせました。
その花のひとつが福島原発事故です。

悪の種とは何か?
極端な利己主義です。
自分だけ良ければいい・・・そんな生やさしいものではありません。
自分が少し贅沢するためには他人など死んでもいい、という恐るべき利己主義です(少々の利己主義は誰にでもあり、それは責められるべきではないと思います)。

政治家、官僚、学者、評論家、マスメディア、そして東電をはじめとする電力会社からなる原発マフィアが脱原発派から非難されています。
非難されて当然です。
私利私欲・・・恐るべき利己主義の為に多くの命を危険にさらし、広大な国土を破壊してしまったのですから。

しかし私は、彼らだけが悪いとは思いません。
彼らだけに福島の責任があるとは思いません。
彼らの悪事を放置していた私たちにも罪があると思います。
原発を含め社会的なことを深く考えず行動も起こさず、仕事やプライベートでひたすら自己の利益を追い続けた私たちにも。

私たちにも責任がある、といえば貴方たちは驚くでしょう。
それも当然です。
私たちを責める人は誰もいないからです。
例えば、政治家にとって私たちは有権者、マスメディアにとって私たちは視聴者という名のお客様ですから、「お前たちも悪い」と彼らが私たちを非難することは絶対にありません。
だから私たちは、彼らに責任を押し付けることは出来ても自分の責任を感じることはないのです。

「悲劇は人類が絶滅するまで続く」と最初に書きましたが、じつは、悲劇を止めるのは簡単です。
私たちひとりひとりが反省し、極端な利己主義を捨て、他人を想う気持ちを持つことで悲劇は止まります。
「他人を想う」とは決して「東北を応援しよう」「絆」など誰にも言える言葉を軽々しく口にすることではありません。
社会を良くするにはどうしたらいいかという意識を持って、社会の矛盾を勉強することから始まると思います。

何も週に本を何冊も読めというのでありません。
例えば週に1時間、馬鹿げたTVのバラエティ番組を見るのをやめ、原発やTPPでもなんでも自分が社会について「おかしいな」と感じることをネットで調べるだけでもいいのです。
多くの人がそうすることで、劇的に社会は良くなります。

しかし・・・・

多くの人がそうしないと知りました。
脱原発派も含め多くの人が他人のことを考えない利己主義者であることを、ここ一年で痛感しました。
だから人類の悲劇は永遠に続くのです。







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昨年の我が家のベランダのゴーヤです。





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by photobra7 | 2012-04-19 13:41 | 平和 | Comments(2)