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脳のCTスキャン、「ヴァン・ヘルシング」、「逝きし世の面影」



2月からの体調不良の原因を究明すべく検査を受けているのだが、今日は脳のCTスキャンを受けた。
結果は異常なし。
これで内臓と脳全ての検査を終えたが、ついに原因は見つからなかった。
にやにや笑いながら異常が見つからない由の説明を何度も繰り返す能無しのような担当医に「原因を見つけて治したいんです。個人的にどう思うのですか?他にやり残した検査はないんですか?」と詰め寄ると、にやにや笑いながら直腸検査があるというのでそれを受けることになった。
大便の検査は済んでいたが内視鏡検査はまだだったのだ。
これが最後の検査になりそうだ。





脳のCTスキャン、「ヴァン・ヘルシング」、「逝きし世の面影」_f0192814_0134517.jpg





さっきまでTVで「ヴァン・ヘルシング」を見ていた。
吸血鬼、狼男、フランケンシュタインが勢揃いするSFX映画で雰囲気のある中世の建造物とテンポの良いストーリィとキャスティングの良さで楽しめた。
こういう映画はヒロインが見劣りすると台無しだがケイト・ベッキンセイルはお姫様役にふさわしい美貌とスタイルで充分に見応えがあるどころか演技も素晴らしかった。泣き顔が特に良かった。あんなに美しく、かつ優しさに満ちた笑顔は見たことがない。
wikiで調べると悩み大き思春期を送ったようだ。なるほど、すくすくと育った本物のお姫様にはあんな演技は出来ないのだろうな。
この映画にダレ場はないがあったほうがいいのでは、というよりそれがドラマツルギーだと思っていたが最近の映画にはダレ場という概念はないのかな。
ダレ場のない映画は「バック・トゥ・ザ・フューチャー」が初めてだった。ダレ場のないことに驚くと共に息つく暇がないので疲れた。
映画の半ばで主人公のバックボーンを描いたりラブシーンを挿入するなどしてテンポを落とすダレ場は刺激の連続で刺激が刺激でなくなることを避ける為にもあったほうがいいと思うのだが。

渡辺京二の「逝きし世の面影」(平凡社)という大著をぼつぼつと読んでいる。
現代のきちがいじみた日本の元凶を探す思索を以前からはじめていて、その中で江戸時代を知ることと明治維新を知ることが重要だと分ったのだ。
この本は当時海を超えやって来た異邦人から見た江戸時代の日本人評を集め分析し日本を解明しようとした本だ。
冒頭で著者が江戸時代の終わりを指し「文明が滅んだのだ」と言い切ったことで私はこの本を手にしたことが間違いでないと思った。
異邦人の目に強く残った江戸時代の庶民の印象は「笑顔」とのこと。
それは愛想笑いでも卑屈な笑いでもなく異邦人に尊敬の念さえ抱かせる心からの笑顔だったそうだ。
また当時あたり前だった混浴についても驚きの目を向けている。
「野蛮だ、猥褻だ」とする意見が多いが「見る者の目が猥褻なだけ」とする混浴に理解を示す異邦人もいて「当時からわいせつ論議があったんだ」と私はほくそ笑んだ。
実は私は「この世に猥褻なものはない。猥褻なものがあるとしたら猥褻だと決め付ける人間の脳が猥褻だ」という持論を持っている。

今日も長くなった。
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by photobra7 | 2012-09-06 00:06 | コクる | Comments(2)
Commented by bernardbuffet at 2012-09-06 20:04
人間ドックのフルコース、たまには受けてみるのものです。
私は毎年ハーフコース、そして、たまに脳ドックやら大腸検査を受けるようにしています。
Commented by photobra7 at 2012-09-06 21:32
>bernardbuffetさん
心配ありがとうございます。
狙いとは裏腹に問題のないことが次々と判明していきます・・・・
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